部長のわたしと彼女のわたし ②
駐車場で腰掛けながら、話し合う。
社長と部長、彼氏と彼女、半分半分くらいのスタンスで。
もう部下の事については仕事のことなので、わたし自身が気持ちの折り合いをつけていくつもり、と話をむりやりまとめた。
今さら慰められても遅いし。
この機会に、恋人として最近不満に感じていることを伝える。
愛情表現足りてないよ。
仕事を優先し過ぎで、わたしは淋しく感じてるよ。
昨晩誘ったご飯に来ず、1人でどこに行ってたの?(カフェで仕事の考えを整理していたとのこと)
とにかく、彼の頭の中のキャパは毎日経営の事でいっぱい。時間も仕事でいっぱい。
わかってる。誰よりもわかってる。
彼が従業員の先頭に立ち、走り続けてきた。だから会社も大きくなった。
わたしを想う余裕なんて1日に何度もないだろう。
ましてや、わたしをかまう時間なんて無理に作らないと出来ないことだ。
俺は、毎日好き好き言うタイプではないけど、君が望んでいるのはわかってる。
可能な限りLINEする。ごめんな。と受け止めてくれた。
私たちのような関係って、すごく脆いと思う。そもそもリスクを伴っているからこそ、きちんと愛情表現して、相手を大切にしないと、一瞬で崩れていくと思う。
仕事でぶつかっている期間でも、恋人時間では仲良しでいられる。
でも、プライベートで喧嘩すると仕事に影響してしまう。特にわたしはそうなる。
そんなこんなで、今朝は「おはよう」「ゴミ出し行ってくるわ〜」と連絡あり。
努力は認めます。ありがとう。
きっとお仕事より大変だね、笑。
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