点と線
先日、生まれて初めて恋愛バイブル本を買った。
「男はこんな女と一緒にいたい」
読んだところで今の恋愛が楽になるわけではないだろうけど。
旦那とは恋愛中も結婚後も淋しい思いをしたことはないし、どうしてそこまで?と、こちらが申し訳なくなるほど大切にしてくれる。
甘えたい時に甘えさせてくれ、遊びたい時に遊ばしてくれる。
2人の時間と自分の時間のバランスやタイミングが、完璧に合う。もしくは合わせてくれている。
そもそも旦那を含め今までの恋愛は自分と波長が合う相手しか選ばなかった。
とはいえ旦那の愛と優しさに、あぐらをかいてはいけないな、と日々自分に言い聞かしている。
一方、社長との恋愛は、わたしの思い通りにならないことだらけ。
不倫だし時間の無い人だから当たり前だけど。
ちなみに、職場で出会わなければ絶対に好きにはならなかったと思う。全然タイプの男ではない。本人にも伝えている。
毎日仕事の苦楽を共にし、彼が経営者として成長する過程を1番側で見てきたことで、上司を慕う気持ちがいつからか男性としてのものに変化した。
そもそも恋愛においては初めから波長が合わない相手、タイプじゃない相手とわかりつつそれでも、とある一面(仕事で見せる)において猛烈に好きなったもんだから、それ以外の面で理解できないことが多い。
彼が言うには、少しずつゆっくり愛を積み上げながら理解し合える関係になろう、だそうだ。
今朝、ヨガ教室の終了後、LINEがきていた。
文面がびっくりするほど素っ気ない。
おはよう。
今日は親戚の集まり。
これだけ、笑。
でも、なんとかわたしを淋しくさせまいと、連絡を絶やさない努力が伝わってきたので、おかしくなって声をあげて笑った。
精一杯の努力が、この文面に詰まっているのだと思うと愛おしく感じた。
夜、奥さまのインスタで、親戚の集まりの中の夫婦の様子が投稿されていた。
朝のLINEが無ければ、もっと辛かったかもしれないな。
本にこう書いてあった。
女は線で恋愛をし、男は点で恋愛をする。
まさにそうだね。
この数日は彼が自主的に点と点を結んでくれている。
いつか結んだ線で、一枚の画が完成する日はくるのかな。
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