社長とわたし

社内W不倫です。誰にも打ち明けられなのでここに記録。

奥様

今日は奥様とわたしの2人きりで、とある業務に取り組んだ。


普段は1ヶ月に1回挨拶を交わす程度の関わりしかない。


しかも、奥様は経営や経理には一切の権限が無く、現場のパートとして他スタッフとほぼ同じような勤務だ。


今日の業務は予定ではわたし1人で行うつもりだったが、通りがかった奥様が自ら進んで手伝ってくださった。


しかし!それを知らない社長が様子を見に来た。


驚いただろうね。


嫁と彼女が力を合わせて仕事してるんだから。


私たちのどちらにもひと言も言葉を掛けず、数分眺めて去って行った。


わたしはすごーく複雑だったよ。


社長は?どんな気持ちだったの?


第1夫人と第2夫人(実際はただの彼女だけど)を同時に眺めるのってもしかしたら凄い優越感だったるするのかな。


一夫多妻の国はこんな感じかな。


仕事しながら、奥様から昨夜の社長の話題がでた。酔って帰って来て〜、スタッフの〇〇の話しをして〜、ってね。


昨夜はメーカーと飲みに行ったのはわたしも知っている。帰宅してからLINEで「愛しているよ」と連絡があった。


器用にこなすもんだね。


家庭と彼女のバランスを。


なんとなく嫉妬。

いや、猛烈な嫉妬。


かと思えば、今日はLINEも既読にならずもちろん返信もない。


最近、彼は大きな大きな仕事をやり遂げ会社も飛躍した。褒めてあげたいけど、わたしはさみしいよ。


いつものことなんだけどね。


今朝は出勤してデスクに荷物を置く間もなく呼ばれ、社長席に近づくと昨夜あげた炭酸飲料を飲んでいた様子。


タイミングが合えば渡そうと買ってきたコンビニコーヒーを、なにも言わずにデスクに置いた。他スタッフに見られてもいくらでも言い訳はあるけど、大げさには渡せない。


それとどういうわけだか今日は会社の玄関に内履きを置きっ放しで席に座っていたから、取りに戻り、なにも言わず足元に置いた。


しばらくして、コーヒー飲みながらタバコを吸いに行った。


彼の身の回りのこと、本当は全てわたしで埋め尽くしたい。


朝からいろんな感情でぐちゃぐちゃする。

デート

いつもそうだけど、バイバイしたあと、すぐお家に帰りたくない。


少しだけ余韻に浸りたい。


ダンナさんの前で落ち着いていられるよう、気持ちを静めてから帰りたい。


今日は、いじめにいじめぬかれた。

最近、お仕事頑張りすぎで溜まっていたんだろうね。


わたしを支配したがった。勘弁してと哀願するも、完璧に主導権は彼にあった。


おかげで、血流まで良くなりほてりが続いている。


なのに帰りは、わざわざしゃがんで、わたしの靴を履きやすいように揃えてくれた。


笑っちゃうよね。


うちの会社は下足を脱ぐので、わたしは毎日何度も何度も社長が出入りするたび靴を揃え、スリッパを揃えている。脱ぎっぱなしですからね。


立場逆転もいいとこだ。


大好きだよー、とか、のんびりできて楽しい、とか、やっと独り占めできてうれしい!とか、とにかく愛情表現をたらふくして、されて、満足。


わたし以外とはしないでね、と言うと、意外にも「自分はするくせに、、、」と小さい声で言った。すごく珍しい。彼からダンナさんの話題が出るのは。


いつもはダンナさんの話は辛くなるからしたくない、と避けるのに。


社長とダンナさんは、何度も会ってるので、顔が思い浮かんで辛すぎるとのこと。ヤキモチというより、罪悪感でね。


でも今日のはちょっと驚いて、やきもち妬いてるの?と聞くと



ダンナさんのことは妬かない。いや、そこは妬かないようにしようと心に決めている。と言った。


無性にうれしくてね。

少しだけ妬いているんだろうね。

心に決めているからそうならないようにしてくれてるんだね。


途中、社長に着信。

社長指示で残業していたスタッフが、鍵を忘れて戸締り出来ないと。


社長はすぐには行けないと答えた。


部下は、では〇〇部長(わたし)に連絡します、と言ったらしい。


2人して笑う。社長がいけないのはわたしといるからなのにね。



それから、くっついたり髪を撫でたり、のんびりしながらやはりなんだかんだ仕事の話。


商品のこと、人事のこと、これからのこと、話は尽きない。


あっと言う間のひとときで、別れを惜しむかのようにもう一度。


二度目は、ものすごく優しげだった。


長くなるけど、記録したいことすべて残しておきたい。


私:最近LINEの返信頑張ってるね。前よりかは、だけど。


社:そうだろ〜。忙しい中、可能な限りで返信してるんだぞ。こないだなんて朝礼のときにしたぞ、笑。(←これね。投稿したやつね)


社:ちょっとは成長したかなー。


私:してるね〜。えらいよ。でも、わたしからしたらまだまだ放置プレイがひどいからね!

でもわたしもわたしで、放置プレイに慣れてきた。まただわ!もうすぐ24時間経っちゃうわよ!とか思いながら、貴方らしいな、と笑えてくる。


社:おぉ〜。お互い良い感じ。


私:どうせすぐ返信もらえないなら、悩まずに、LINEしたいときにするからね。


社:は、はい。。。わかりました。頑張ります。


そして、今、コンビニの駐車場でひとりコーヒーを飲み終えた。


ダンナさんのもとに、帰ります。


明日は代休。久しぶりの平日休みをどう過ごそうかな。

朝礼中に

うちの会社は毎日、全スタッフで朝礼を行う。

各部署からの業務連絡があり、最後に社長からひと言。


そんな朝礼中、わたしのLINEが鳴った。


こんな時間に家族や友人からLINEが来ることはあまりない。


だれだろー?なんて思いながら本日の予定を伝達する。



朝礼後。


社長からのおはようスタンプだった(*^^*)


わたし、社長の隣に立ってるんだけど。すぐ横にいるのに、しれーっと朝礼中にLINEしてたんか。

しかも何度も言うけど、仕事中のプライベートLINEは禁止だよ。


朝礼中、社長は自分のスマホでスケジュールを確認することが多いけど、まさかそんなことしてたとは。




わたしがルール違反をするとすぐに注意するのに。自分は破ってばっかり!!



でも、スタンプひとつで、わたしはうれしくなっちゃうんだなぁ。


さぁ、明日は久々のデート。

くっついてのんびり過ごしたい。


社長も営業部のスタッフに、明日の夜は予定が入ってると、ちゃんと断わっていたね。


楽しみだね。